俺はコルト零号。アメリカの拳銃仲間でも、俺の顔は売れている。その俺がはるばる日本にやって来たのは、主人エリックの身を護るためだ。ニューヨーク、シカゴ、サクラメント、俺はいつもエリックの肌身から離れず、彼をあらゆる危害から守って来た。俺は善良な主人を愛し、エリックも俺を愛していた。それなのに、運命というヤツはなんて非情なんだろう。ふとした悪魔の悪戯から俺は主人と生き別れ、おかげで血なま臭い旅をしなければならなくなったのだ！
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